今回はゲームデザインの巨匠「ライナークニツィア」の名作『ハイソサエティ』を紹介します。

  •  数学家でも知られる「ライナークニツィア」デザインのゲーム
  •  オークションで高級品を買うゲーム(競りのゲーム)
  •  ゲーム終了時に調子に乗ると即敗北の可能性も…

各プレイヤーは事業などで成功して財を築いたのでそのお金でより高級な財産などを手に入ることが目的のゲームです。

ライナークニツィア作
ハイソサエティ
パッケージ
ハイソサエティ
パッケージ側面

まずはカタログスペックの紹介

3人~5人で遊べ、30分~小一時間で終わります。

中身はこんな感じ。

ハイソサエティ
手札

各プレイヤーが持つお金です。

だんだんと金額が大雑把になっていくのがミソ。

ハイソサエティ
山札カード

コチラが競り落とすカード。

1~10点のポイントのカード

赤い淵の×2カード

災難カードの2分1カードとー5ポイントカード、泥棒カードがあります。

ゲームの流れ

競り落とすカードを良く切り山札にします。

各プレイヤーは11枚の手札があるか確認してゲームスタート!

山札を1枚めくりそのカードをじゃんけんなどで決めた手番のプレイヤーからお金を出していきます。

この時出したカードは一時的ですが置いたままになります。両替ができないのです。

カードを引っ込める=オークションから降りるということになります。パスはできません。

そして最高の価格を提示して他のプレイヤーがみなパスをしたら落札です。これで得たカードの数字が勝利点です。

そのプレイヤー以外はお金が返ってきます。

今度は落札したプレイヤーから次のオークションをしていきます。

3種類あるマイナスカードは逆のオークションを行います。

各プレイヤーはお金を出していきこれ以上は払えないと思ってオークションを降りたプレイヤーがマイナスカードを手に入れ、他のプレイヤーはお金を支払います。

ゲームの終了

意外にもゲームの終了はランダムです。

淵の赤いカードが4枚あります。これが4枚目が出たときが終了です。

勝利点の計算の前にまず所持金を見ます。

所持金が一番少ないプレイヤーは即敗北です。

残ったプレイヤーの中から勝利点の高いプレイヤーの勝ちです。

コツは2つ

1つはカウンティングというもので相手の手札をなるべく覚えておきます。

そうすれば相手の出すであろう金額がわかります。駆け引きで相手プレイヤーはムダ金を使わせられます。

2つ目は盛り上げ。楽しませて財布のひもを緩ませるのです。カウンティングのミスも誘えますよ。

説明書にもコツがあるので写真で紹介しておきます。

ハイソサエティ
説明書
ゲームのヒント

私が持っているのは少し昔のパッケージです。最新版は下のものになります。

今回のレビューはここで終了です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。